山形県境に近い喜多方市の一軒宿「ゆもとや」で、豪雪を生かした名物のかまくらが今年も作られた。中で食べる熱々の熊鍋を目当てに、多くの観光客が訪れ、楽しんでいる。 高さ約4メートル、10人の宴会もできる巨大かまくらは、従業員総出で丸3日かかって完成した。冬場の宿泊客減を打開しようと、94年からかまくらで夕食を取るプランを始めたところ、首都圏の観光客らに受けた。「雪を逆手に取った発想だったが、今は雪が少ないとはらはら」と、桧沢佐京社長は苦笑いする。 日が落ちると外は零下に冷え込むが、かまくらの中は囲炉裏の火で温かい。今年は少人数や家族向けに、やや小ぶりで中にこたつを入れた「こたつかまくら」も登場している。 受け付けは4人以上から、2月末まで。問い合わせはゆもとや(0241・36・2266)へ。